カンパーニュの簡単レシピ捏ねない作り方 焼き方のポイント

カンパーニュを気に入って作っています。
なんといっても捏ねずに、ホームベーカリーを使わないでも作れるのが魅力的。

では、私が作っている簡単カンパーニュのレシピと作り方です。

カンパーニュの簡単レシピ

カンパーニュと言えばフランスの田舎パン。

どーんと大きくボリュームのあるパンですが、捏ねずに出来るのでホームベーカリーがなくても手軽に作ることができます。

カンパーニュの材料(インスタントドライイースト使用)

今回は粉の量を400gにした大きいサイズのカンパーニュ。
思い立った時に作れるドライイーストレシピです。

材料
・強力粉 320g
・薄力粉 80g
・塩 小さじ1強
・砂糖 小さじ1
・ドライイースト 小さじ半分
・水 300cc

リスドォルなどのフランスパン専用準強力粉や中力粉なら400g全量をそのまま使用します。
お好みで全粒粉を全体の1~2割ほど混ぜても良いです。

カンパーニュの捏ねない作り方

では、簡単な捏ねないカンパーニュの作り方です。

カンパーニュと言えば真ん丸な形を思い浮かべる方もいるかと思いますが、私は楕円型が好きです。
理由は、切りやすい&食べやすいから。

もちろんどちらの形で作ってもOKです。

1、ドライイーストをお水(または30度くらいのぬるま湯)と混ぜておきます。
ドライイーストは底に沈んで溜まっていたりするので、スプーンで手早くかき混ぜて溶かしておきましょう。

2、小麦粉、砂糖、塩をボールに入れて泡だて器で混ぜておきます。
この時点で粉類を満遍なく混ぜておかないと、ムラが出てしまいます。

3、ドライイーストを混ぜたお水を一気に入れて、生地がひとまとめになるまで混ぜます。
手よりも、スプーンやゴムベラを使うとやりやすいです。

4、粉っ気がなくなったら、丸く形を整えてラップ(シャワーキャップが便利です)をして放置します。

生地はゴツゴツした状態で表面も全然滑らかじゃないけど気にしないで進めてね。

5、30分ほど経ったら(生地が一回りほど大きくなっています)一度パンチを入れます。
生地の真ん中を、グーでパンチをして、周りからヘラで生地を中心に入れます。

ここでも捏ねる必要はなく、生地が一周すればOK

6、再びボールにラップをして、生地が2~3倍に膨らんだら一次発酵終了です。

7、生地をボールから出してガス抜きをします。
外側の生地を内側へ入れるような感じで。

ガス抜きの方法

このレシピは結構大きいサイズなので、2つに分けて焼きたい場合はここで生地を分割します。

8、丸めてベンチタイムを10分~15分ほど取ります。
生地が乾燥しないよう、濡れ布巾を掛けておきます。

9、成形します。
縦横に1回ずつ3つ折りにして、折り目を指や手の付け根でしっかり閉じます。

オプションでレーズンやナッツを入れる場合はここで広げて入れます。

バヌトン型を使う時は、型にしっかり粉を張って、綴じ目を上にして入れます。

型を使わない場合は、綴じ目を下にしてクッキングシートを敷いた台の上に置きます。

後でオーブンに入れやすいよう、型を使わない場合は、まな板やボード、平たいお皿などの上で発酵させるといいです。

10、二次発酵、生地が2倍くらいに膨らんだらOKです。

11、オーブンを250度に予熱します。
オーブンは直置きできるなら直置き、無理なら天板を下段に入れた状態で予熱します。

12、生地の表面に切り目、クープを入れます。
専用のナイフがなくても、普通の包丁でも大丈夫です。

パンにクープを入れるコツ

13、生地全体にたっぷり霧吹きで水を掛けてオーブンに入れます。
この時、まな板からクッキングシートごと滑らすように入れるとやりやすいです。

ピザボードやスリップピールがあると便利です。

14、生地を入れたらオーブンの温度を230度に下げて25分~30分焼きます。
オーブンによって温度や焼き加減が違うので、早い段階で焼き色が付くようなら少し温度を下げて調節して下さい。

カンパーニュの焼き方のポイント

フランスパンの中でもカンパーニュやバゲットなどハードの系パンは、焼くのが難しいと言われていて、実際きれいにクープが開かなかったり、中の気泡がいまいちだったりしますが、色々試していくうちに私は上記の方法に落ち着きました。

オーブンに入れるときに前半はボールなどで蓋をして、という方法もあるのですが、火傷しそうで怖いので試していません。

よく言われているのは、しっかり予熱をして、熱々の天板に生地をいきなり乗せることが重要ということ。

ただ、私は何度か天板を入れずに予熱して、熱くない天板に生地を乗せてからオーブンに入れたこともあります。
それでも問題なくクープも開き、美味しく仕上がったので、色々試してみるといいと思います。

カンパーニュのレシピと簡単な捏ねない作り方 まとめ

簡単さを求めるか、美味しさを求めるかは人それぞれですが、簡単さと美味しさを天秤に掛けて、自分なりにバランスの良いところを見付けるといいですね。

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