パン生地は冷凍保存できる?やり方と解凍方法、焼き方の解説

パンを作る工程で、焼く前の生地の段階で冷凍はできるのでしょうか?

どの段階で冷凍するのがベストか、解答方法や焼き方の注意などまとめてご紹介します!

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パン生地は冷凍保存できる?

パンを捏ねてる時、発酵待ちの時間、ふと「この状態で冷凍保存して、食べたい時に焼けば毎回焼き立てパンじゃないの!」と思ったことはありませんか?

私はあります。

結論から言えばパン生地は冷凍保存できます。
冷凍することで発酵が止まるので、膨らみ続けるということはありません。

パン冷凍生地のメリットデメリット

パンを生地の状態で冷凍するメリットは、食べたい時に食べたい分だけ、少量でも焼き立てパンができること。

他にも、例えば発酵中に急に出掛けないといけなくなった場合など、発酵途中のまま置いていくわけにはいかないので、いっそ冷凍庫に入れて保存することができます。

逆に冷凍保存するデメリットは、解凍に時間が掛かること(レンジを使うと早いですが。)ぐらいでしょうか。

食パンやカンパーニュなど一つの大きいパンの場合は、あまり冷凍はおすすめしません。
理由は解凍に時間が掛かるから。
ロールパンやクロワッサン、丸パンなど小さく小分けして作るパンの方がおススメです。

では、どの段階で冷凍するのが良いか、その方法をご紹介します。

パン生地冷凍のやり方と解凍方法

では、パン生地の冷凍方法です。
捏ねた後の生地はどの段階で冷凍しても大丈夫なのですが、無難かつ使い勝手の良い方法を2つご紹介します。

一次時発酵の後に冷凍する方法

パンを通常通り捏ねて一次発酵させます。

一次発酵が終わったらガス抜きをして、この段階で冷凍します。

ここで分割して小分けしておく方が冷凍&解凍しやすいので、きっちり量って分けておくといいです。

分割した生地は丸くして1つずつラップに包んで冷凍庫へ。

冷凍したパン生地の解凍方法は

使いたい時に使いたい分だけ冷凍庫から出して使います。 

解凍は常温で自然解凍でも、冷蔵庫でもいいですが、解凍されてある程度の温度に戻ったら発酵が進むので、解凍させてまま長く放置しないようにしましょう。

電子レンジを使用する場合は、ラップしたまま20秒ほどチンするといいです。
熱くなりすぎるとイースト菌が死滅してしまうので要注意。

成形後に冷凍する方法

続いて成形してから冷凍する方法。

通常通りパンを一次発酵させてガス抜き、ベンチタイムを置いて成形します。

成形したパンを天板に並べて、そのまま冷凍庫へ。
天板が冷凍庫に入らない場合は、平バットやお皿、クッキングシートなどに並べて置くといいです。

カチカチに冷凍されたら、まとめてジップロックに入れると場所を取りません。

成形後に冷凍したパンの解凍方法は

綺麗に天板に並べて、自然解凍(または冷蔵庫で解凍)⇒二次発酵させます。

常温だと2時間ほどで完全に解凍させると思いますが、その後は発酵していくので、お忘れなく、です。

ふっくら2倍くらいに膨らんだら通常通り焼きます。

二次発酵後のパン生地は冷凍できる?

恐らく可能かと思いますが、二次発酵後のパンってふわふわしていて崩れやすいので、私は怖くて試していません。

二次発酵後に冷凍したパンなら、解凍せずにそのまま、予熱したオーブンに入れて焼けると聞いたことがあるので、試したらレポートしたいと思います。

では続いて、冷凍したパン生地の焼き方と保存期間、冷凍に向いてるパン、向いてないパンについて、です。

続きはこちら>>パン生地の冷凍保存2、焼き方と保存期間、おいしく食べるコツは?

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