インスタントドライイーストの保存方法。常温か冷蔵か冷凍どれ?

インスタントドライイーストは手軽に使えて保存期限も長いので、いつまでも使えると思い勝ちですが、
実は保存方法によってはすぐにダメになってしまうこともあるんです。

そこで、インスタントドライイーストの正しい保存方法と、長く使える最適な保存方法をご紹介します。

インスタントドライイーストの保存方法は?

インスタントドライイーストは、スーパーなどお店では常温で棚に置いて売られているかと思います。

なので開封前なら常温で大丈夫!と言いたいところですが、まずはインスタントドライイーストの特徴を理解しておきましょう。

インスタントドライイーストとは

インスタントドライイーストとは、ご存じの通りイースト菌、酵母菌ですね。

酵母菌は、空気中の酸素をエサに活性します。
また、30度前後の温度で最も活発に活動します。

だから、パン作りで生地と混ぜてしばらく置いておくと生地が発酵するのね!

かと言って、温度が高すぎても低すぎても支障が出ます。
酵母菌の活動は、

  • 空気に触れる
  • 30度前後が最も活性する温度
  • 5度以下で活動停止
  • 60度以上で死滅

これらの条件を踏まえた上で保存するのが、最適な保管方法と言えます。

ドライイーストは、開封前は袋に入れて密閉されてるよね。

そして開封後はイーストが空気に触れるよね。

一度使ったら必ず、できるだけ密閉して保存するべきってことね!

袋の中の空気をしっかり抜いた状態でぴっちり閉めてゴムで止めたり、クリップで留めておくといいね。

そして続いて保管中の温度です。

ドライイーストの保存は常温か冷蔵か冷凍か

インスタントドライイーストは、お店では常温で売られているかと思います。

が、上述のイースト菌の特徴から、保管中の温度も重要となってきます。

常温でも死滅することはないけど、一度開封したものは空気に触れているので、特に注意しないといけないね。

頻繁に使う場合は冷蔵庫で、あまり使わない場合は冷凍庫で保存するといいよ。
冷凍しても、粉末なのでカチカチに固まることは無いからね。

使用するときは、冷蔵庫保管の場合は通常通り使って大丈夫ですが、冷凍保管の場合は使う前に使う分だけ出して、温度を戻してから使用した方が順調に活性します。

不安な場合は、先にイーストと水分だけ混ぜて、活性してるかを確認してから作ることをおすすめします。

インスタントドライイーストの保存方法。常温か冷蔵か冷凍どれ? まとめ

粉末だしインスタントだし、と、うっかり雑に扱い勝ちですが、生きた菌なので、きっちり保管して、最後まで使える状態で保ちましょう。

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